スノーボードを自力でチューンナップしてみよう。
スノーボードのチューンナップやメンテナンスって、自分でやったことありますか?
上級者やボード歴の長い人、そもそもそういうことが好きな人以外の場合は、ナカナカのハードルの高さを感じますよね・・・
そんなボードのチューンナップには、実は多くのメリットがあります。
出来る範囲のことから、少しずつチャレンジしてみることをオススメします。
- メリット① 良い状態でいつも滑れる ~まずはワックスから~
- メリット② ボードについてもっと詳しくなる
- メリット③ 仲間に喜ばれる
- メリット④ もっとマイボードが好きになる
- デメリットもあります・・・
- さいごに
メリット① 良い状態でいつも滑れる ~まずはワックスから~
いつも、ワックスを入れたベストな滑走面でスキー場に行けれる!
これって、すごいメリットですよね。雪がはりついて全然滑らないボードって、シンプルにストレスだし、上達を阻害する大きな要因のひとつでもあります・・・
また、パウダーのモフモフの中で転んだ時にも、脱出がとても大変だったりして危険だし苦労します。
チューンナップをしてくれるお店にお願いする方法もありますが、もしも自分でワックスができるようになれば、板をお店に持っていく手間と、取りに行く手間も省略でします。
「忙しくてお店に行けない → 滑らない板でスキー場に行く」
という事は避けれます。
そして、その都度発生する料金も節約できます。
・・・もちろん、自分でワックスを塗るためには、ワックス、アイロンなどの料金は発生しますが、継続していけば、こちらの方がお得です。
【ワックスを自分でかける】
まずはここから始めてみると、難易度も高過ぎず、即効性も実感できるので、楽しみながらチューンナップに取り組んでいけれると思います。
もしも、ホットワックスの道具をそろえるのが金銭面・環境面などの理由で困難な場合には、まずは簡易ワックスでも良いと私は思います。
「ワックス塗ると滑って楽しいナ~🎵」
これを実感できると、板の手入れがもっと楽しくなりますネ!
スノーボードのチューンナップ・メンテナンスはいろいろあって、私の場合はエッジ角度の調整や、ストラクチャーを入れてもらったりするのは、プロにお願いしています。
チューンナップには個人での限界も正直ありますが、自分で出来ることが増えると、その分コンディションの良い状態でスキー場に行ける確率もドンドン上がりますネ。
メリット② ボードについてもっと詳しくなる
チューンナップを始めると、それまで知らなかった知識が必要になってきます。
「あのスキー場の雪質にピッタリのワックスは?」
「板の汚れを取り除く方法は?」
「どんな風にやるんだろ?」
等々、いろいろ知りたいことが増えていき、ネットで調べたり、ショップで質問したりして知識が身についていきます。そうしていく内に、板の構造や材料の特性、形状の特徴などの知識も自然と身についていきます。
【今まで上達しなかったのは、自分には不向きな板を選定していた為だった!】
という事に気づく場合もあるかもしれません・・・
チューンナップはボードの上達にも良い影響をもたらしてくれます。
メリット③ 仲間に喜ばれる
周りに、
「板のワックスかけてあげるヨ~🎵」
って言ってくれる親切なお友達っていませんか?
これってめちゃくちゃ嬉しいですよね!
女子や初心者からすると、本当に嬉しいですよね。
もしもワックスがけをマスターしたら、お友達の板の手入れもしてあげることをオススメします。
ここで注意点がありますが、もしかしたらお友達の板を破損してしまうリスクがあります。これを十分承知してもらった上で預かることと、人からのお願いに応えすぎて、ショップ並みに板を抱えたり、単納期だったりすると、ただのストレスです。
あくまで自分が楽しめれる範囲内で行いましょう。
メリット④ もっとマイボードが好きになる
ステッカーチューンだけでも大きく変化する、
【 ボードへの愛 】
チューンナップが上手くできていると、期待している滑りや感覚を手に入れることができたり、また、しっくりこない場合にも、どうしたら良いのか考えてまた手入れする、といったことを繰りかえしていくと、愛着が沸き、大切にしたくなり、
【 道具ではなくて、相棒 】
という気持ちに、私の場合はなります。
マイボードのことがもっと好きになるってステキですネ!
デメリットもあります・・・
チューンナップの世界って、とても深くて、ハマるタイプの人はトコトン調べたくなったり、いろいろなグッズが欲しくなったりします。これ自体はとても良いことなのですが、より良いものが欲しい、という欲が強くなりすぎると、高額のツールをついつい買ってしまってチューンナップ貧乏になるおそれもあります・・・。段階を踏んで、その時々の自分のメンテナンス技術と経済状況にあった選択をしていくことが大切です。
また、大切なボードを傷つけてしまう恐れがあることにも注意が必要です。
例えば、
・ホットワックスを高温でジックリとやってしまい、ソールが焼けた・・・
・エッジに角度をつけようとしたら、削りすぎて取り返しのつかないことになった・・・
等、もうそのボードには乗れなくなってしまう程の致命傷を負わせてしまうリスクがあります。チューンナップは慎重に!予備知識を身につけてから実践しましょう。
それと、もう一つのデメリットとして、フローリングの家でワックスをはがしたりすると、あとで床が滑って危険!
シートを敷いて作業しても、なぜか後で床がスベスベになってしまいます。スキー場で滑る前に、こんなところで転んでケガをしては悲しすぎます。
ワックスはがしの後には徹底的に床をキレイにしましょう。
さいごに
自分でチューンナップ・・・難しそうだけど、出来ることも意外とあります。
今シーズンは、ちょっとやってみませんか?
きっと、もっとスノーボードが楽しくなると思いますヨ~🎵